広島アートプロジェクト2008 汽水域
2008年11月1日(土)〜11月16日(日)
このアートプロジェクトではAntennaと田中個人としても参加しており、現在は個人の方の作品を制作しています。いよいよ11/1より展覧会もオープンし吉島の町はにぎわいを見せています。広島での制作日記も最終回となりました、作品完成までの様子を公開です。
2008.10.28.
この日から助っ人、畑の広島入りです。本当に彼はよく働いてくれました。
どんどん作業が進んでいきます。

戦艦大和にチラシを張り込んでいきます。

2008.10.29.
Antennaの市村と古川も広島入りです。幻の名作、通称:ジャッピー号の登場です。

宿泊施設にて仮設の作業場を用意し明け方まで作業です。階段を通りすがる海外のアーティスト達が Your stair studio? small studio?と皆おもしろがって話しかけてきます。

2008.10.30.
作業も詰めの段階、細部を作り込んでいきます。

2008.10.31.
オープン前夜、会場全体の照明等々を設置、調整し、完成。

2008.11.01.
展覧会スタートです。

今回の滞在制作を通して個人で作品を作っていても必然的にAntennaでの自分と繋がっていく事を実感しました。

Antennaで制作した『現代御札都市曼荼羅』が都市の持つ構造を表すとするのならば、今回の作品『ビュー・オブ・ヤマト』はその構造の中で生きる人々の生活をえがいた作品。再認識した二つの作品の位置関係が自分にとっても大変、興味深いものとなりました。
昼間はまた違った空気が漂います。

おまけに汽水域の家。

広島アートプロジェクト、会期は11/16までです、広島現代美術館では蔡國強展もやっていますので、この機会にAntennaと私、田中の作品も是非ご高覧いただければと思います。
田中英行