こんばんは。
先日グループ展(Antennaではなく個人の発表でした)を終えて、ひと段落しました、古川です。
現在私は京都市立芸術大学の大学院で環境デザインを専攻しているのですが、その中では建築や空間を対象に、制作や研究を行ってきました。
先日、佐倉密さん(外詩作家)から「6分の1住宅」の設計を依頼されました。
これは、9月に予定されている佐倉さんの個展「かぐやのために」に出品するための作品です。
この住宅は、月に帰ったかぐや姫が住むための住宅です。
御存知の通り、月の重力は地球の6分の1。
そして、偶然なのか分かりませんが、かぐや姫の出生時の身長も、人間の6分の1だったそうです。
現在、佐倉さんと住宅のイメージや要望(佐倉さんがクライアント/お施主さんということになりますから)をメールを交わす中で積み上げていっている段階です。
そのやり取りの中では、「6分の1住宅」についてはもちろんのこと、建築やその他の様々な話題についても触れており、毎回新鮮な驚きや感動をいただいております。
「6分の1住宅」は非常に難しい設計になりそうですが、これまでにはない住宅になることでしょう。
で、まずは家主となるかぐや姫について勉強しようと思い、先ほど本屋さんで「竹取物語」を購入した次第です。
古川 きくみ
竹取物語(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
/ 角川書店