ご無沙汰しております、古川です。
おがげさまで大学院の修了制作も無事に終わり、現在は次なる展覧会に向けて制作に取り組んでいるところです。

竹取物語が書かれた平安時代に、いまの日本を想像できた人がいるでしょうか。
しかし、やがて人は空飛ぶ舟に乗り、はるかなる月を目指すことを知っていたのかもしれません。
見えないものを説明する力は、いにしえの人びとのほうがすぐれていたように思えます。
外詩作家の佐倉密と、この春京都市立芸術大学大学院修士課程(環境デザイン専攻)を修了する古川きくみによる二人展「かぐやのためにⅡ」は、かぐやの今昔に思いを馳せる詩と建築の展覧会です。
是非皆さまにご高覧いただきたくお願い申し上げます。
古川 きくみ
「かぐやのためにⅡ」
2nd exhibition for the Moon Princess “Kaguya”
出展作家:佐倉密、古川きくみ
会場:galerie 16
会期:2009年3月24日(火)~4月4日(土)
    12:00-19:00 (月曜休み、日曜・最終日~18:00迄)
制作協力:市村恵介 市村冨美夫 田中英行 赤西信哉 竹内秀典 (敬称略)