遅くなりましたが、Videonale11ドイツレポートの続きです。
オープン初日のトークショウです。
昨年の大阪府現代美術センター「森で会いましょう」の時に、別の作家交換プログラムで日本に来ていたオリバー・ジーバーとカティア・ストゥーケという写真をしているドイツ人のアーティストと知り合う機会を頂きました。
今回のビデオナーレ出展もこの二人が応募を進めてくれたのがきっかけでした。
そして展覧会オープニングイベントの一つとしてその二人との対談をする事になりました。僕は前の日の夜に、田中はその一日前にドイツに到着したばかりで若干ふらふらしていましたが、気持ちを引き締めて臨みました。


当日は僕たちの話をお客さんに伝えるために、現地の大学に留学されている方が通訳として間に入って下さいました。

1時間半あったのですが、あっという間に時間が経ってしまい全てを伝え切れていない気がします。やはり自分たちの考えている事を人に伝えるという事は、如何に分かりやすく端的に重要な部分を伝えるかという事だと思うのですが、改めてそこがまだまだ足りないと実感させられました。
ただ、このような機会を頂いた事で自分のしてきた事、自分のしたい事、自分に足りない事、そしてその先について改めて考えるきっかけになったのではないかと思います。

オリバーも時間が足りない、もっと話をしたかったと言っていました。
次はその他のドイツレポートをしたいと思います。
市村恵介